禁酒で人生が豊かになると信じ、苦しみながらも禁酒に挑戦している『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
社会人1年目の22歳のころから、晩酌の習慣があった自分。おそらく、病気など以外でお酒を3日以上抜いたことはなかったと思います。しかしこの度、5日間の禁酒に成功し(自分的には快挙)、心と体に驚くべき変化があったので、今回はそのお話を紹介したいと思います。
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contents
お酒が大好きな僕
僕は、かなりの酒飲みだと思います。社会人一年目の22歳のころからほぼ毎日晩酌をかかしたことがなく、飲むのは焼酎かウイスキー、焼酎はいいちこ、ウイスキーは角瓶を飲むことが多いのいずれも3日もたないので、飲む量は十分に平均以上だと思います。
ただ、かなりの酒を飲んできたにも関わらず、幸いにもこれまで大きな病気にかかったこともなく肝臓の数値も悪くなかったのですが、37歳くらいから健康診断で肝臓の数値が悪くなり出しました。しかし、γ-gtpの値が3ケタを超えても、さらに悪くなって200近くなっても、尊敬する中島らもさんはγ-gtp1200というとてつもない数値をたたき出したことがあるそうなので、それほど心配していませんでした。いろんな人から比較対象がおかしいと言われましたが(^^;
ただ、さすがに休肝日を作っていったほうがよいと思っていたので休肝日を作ろうと頑張ってみたのですが、月に1回あれば良い方でした。
「今日は絶対に飲まない!」
と心に決めて、残り少なくなったウイスキーをシンクに流して家を出ても、帰りには角瓶を買って帰っている。これほどまでに無駄なお金の使い方はないとわかっていながらそうしてしまう。
こんな感じでお酒を飲み続けてきた僕は、どうしようもない酒飲みだと思います。しかし、あることをきっかけに禁酒に望むことになります。
禁酒に至った経緯
これまでも何回か禁酒に挑戦しましたが、3日と持ちませんでした。夕方に襲ってくる飲みたい気持ちにことごとく負けてきた。奴らは17時を超えたあたりから凄まじい勢いで襲ってきます。



こんなやりとりを何千回やってきたことか。。。でも、どうしてもこいつに勝てないのです。。。
そんな感じでだらだら飲み続けていたのですが、平日の夜、どうしても時間が必要になりました。ブログの他に趣味で小説も書き出して、ライターとしてのお仕事も少しもらえるようになったためです。
昼はサラリーマンとして働いて、休日は趣味などに使いたいので、小説やライターの記事を書いたりするのは主に平日の夜になります。これまで平日の夜はブログ更新やギター練習、ランニング、そして晩酌で埋まっていましたので、このどれかを削らないといけない。この中だと、どう考えても晩酌が一番非生産的です。なので、晩酌をやめることにしました。もしこれが成功すれば、年末に控える健康診断の数値も劇的に改善されるかもしれません。どう考えても晩酌しかないです。
お酒なんか大嫌いだ!
そう自分に言いきかせて、平日の晩酌をやめる決意をしました。
平日禁酒1~2日目
晩酌をやめると決めたのは良いのですが、これまでことごとく飲酒欲求に負けてきて、酒漬けの生活をしてきました。まずはお酒を飲まないとそわそわする気持ちを何とかしないといけません。はじめは晩酌をやめることだけに専念しようと思いました。
月曜日、17時すぎにいつものやつが襲ってきます。

これはわかっていたので、対処法をネットなどで調べていました。調べていく中で「ご飯をおなかいっぱい食べる」ことで飲酒欲求を押さえることができるという対策が紹介されていました。
これについては、これまでも「今日は飲まない!」と決めた日に実行したことがあり、1日だけですが何度が成功したことがあったので、序盤はとりあえず会社終わりにご飯をおなかいっぱいに食べて帰ることにしました。お酒を買ってしまうので、スーパーなどには絶対寄らないようにしました。そして、帰ってからはソーダ水でひたすらごまかす作戦。
1日目は無事に終了。ネットなどで禁酒について書かれている記事などを読むと「酒をやめると眠れなくなる」と書かれていたりしましたが、僕は逆で、おなかいっぱいにして飲まないと眠たくなりました。この体質は禁酒する上でありがたかったです。
2日目の朝、体に変化はありませんでしたが、起きたときの目覚め方がやっぱり違いました。「良く寝たなぁ」と思うし(実際寝てるますが)、体がちゃんと休めた気がします。そして、2日目も17時すぎくらいにいつものやつに襲われますが、なんとか一日目と同じ作戦でクリアできました。ここまでは順調です。
ポイント
おなかいっぱい食べると、飲酒欲求は軽減される
平日禁酒3~4日目
3日目の朝、体がいつもと違います。朝から走りたくてうずうずしてました。エネルギーがあふれる感じ。あと、気持ちにも変化があって、変なやる気が出てきました。

みたいな感じ。
毎日生活のためだけに、たんたんとこなしていた仕事を、
「やってやるぞ!」
と気合い十分で臨めるようになっていました。体が走りたいというので3日目の朝は着替えをリュックに詰め込み、2kmほどですが遠めの駅まで走って、そこから電車に乗って出社しました。
3日目の17時、これまでよりも強力なやつが襲ってきました。

「3日目の飲酒欲求が一番強い」と書かれている方が多かったですがこれはその通りでした。

と何度も思いました。しかし、ここで飲んでしまっては晩酌の習慣から抜け出せない。
どうしても飲みたくなったときは禁酒を始めた理由を思い出せ!!
と、ある方のブログに書かれていたので、スマートフォンの壁紙に
『物書きになる!!』
と手書きで書いた文字を張り付けて、それを見ては踏みとどまりました。小説の人気が出たわけではなく、ライターとしても簡単な記事を2つ依頼されただけなのに、なぜか想像するとき、自分は人気ある物書きになっていました。簡単な記事を2つ依頼されただけなのに…(笑)
でも、こういう妄想というか、思い込みは大事かもしれません。そして、定時のチャイムダッシュでラーメン屋に向かいおなかいっぱいにし、少し遠めの駅から走って帰りました。少しでも余計なことを考えるとお酒が頭をよぎるので、その日は21時半くらいに寝ました。
すぐ寝れた訳ではないですが、ベッドに入って目を閉じているとお酒を飲みたい気持ちが和らぎました。そしていつの間にか眠ってしまいました。早く寝るというのも禁酒に有効でした。
4日目の朝、いつもより早く目が覚めました。昨日よりも体に力がみなぎっていました。やる気にもなっていました。

とまたなっていました。たいしてやることはないですが笑。
そして、洗面所へ行き顔を見たとき、

と思いました。僕は、ありがたいことに実年齢より若く見られることが多いのですが、この時は自分でも鏡に映る自分を見て「若いな」と思ってしまいました。いつも朝は疲れたようなむくみ顔なのですが、むくみが取れてすっきりしていました。疲れている感じもなかったです。この日も前日同様遠めの駅まで走って出社。いつも通り仕事を始めました。
しかし、また変化に気づきました。指がキレイになってたのです。タイピングする指が細くなってて、すらっと伸びていました。おかしなもので、そう思うとタイピングスピードがいつもより早くなってる気までしてきます。
そして17時、いつものやつが来ますが、前日よりはまし。やはり、3日目の飲酒欲求が一番強かったです。帰りにご飯を食べて帰宅。もう、そんなに飲酒欲求はなかったので、ソーダ水で十分ごまかせました。前日は早く寝ましたが、だいぶ飲まずにいて気持ちも落ち着いてきたので、この日はブログを更新して、ギターを練習しました。指がキレイになったせいで、ギターまでうまくなったように錯覚しました(笑)
これで4日目までクリア。これまで、体調が悪くてお酒を続けて飲まないことがありましたが、最大でも3日程度です。なのでこの日、人生の禁酒期間記録を塗り替えたことになりました。
ポイント
早く寝てしまうことも禁酒対策に有効
平日禁酒5~6日目
5日目の朝、ここからは未知の領域です。体は引き続き調子が良かったですが、前日と大差はなかったです。しかし、この日は朝ごはんがいつもよりおいしかったです。禁酒を始めるとご飯がおいしくなるという情報もありましたが、僕はそれを5日目の朝に体験しました。
この日も遠めの駅まで走り出社。いつものように仕事をしました。そして17時、いつものやつがきますががそれほど強くない。前日と同じくらいです。
ただ、この日は金曜日。金曜日に飲んで帰らなかったことなど記憶にないです。飲み会がなくても、一人で行きつけのお店へ必ずいってました。なので、それほど強い飲酒欲求ではなかったのですが

と漠然と思ってしまいます。「金曜日」が飲酒欲求を強めてしまう。というより、「金曜日=飲んで帰る日」と脳に記録されているためだと思います。誘惑を振り切るようにカレー屋へ直行しようとしますが、いつもより飲み屋が気になります。ふらっと入ってしまいそうになりますが、

そう自分に言い聞かせ、何とかご飯を食べて飲まずに帰宅。家に帰るとソーダ水でもう大丈夫でした。この日も帰って、ブログ更新とギター練習。たった5日でしたが、なんとか平日禁酒をやり遂げることができました。
6日目の朝。土曜日なのでこの日は休みでしたが、朝から高校野球の予選を見に行く予定にしていました。試合のある舞洲ベースボールスタジアムは家から7kmくらい。前日から雨が続いていて、この日の朝も雨、もしかしたら試合は中止かもしれませんが、体に力がみなぎっているので、

と思い、走って舞洲ベースボールスタジアムへ。到着すると、
とのこと。

瞬時にそう思いました。もう、体が調子よすぎて思考回路がおかしくなっているようです。そして再び舞洲を走りました。試合前の練習から見たかったので、1時間くらい走って再び球場へ。グランドを見ると、
まだこんな状態。

と思いました。もう変態です笑。結局、試合開始まで20kmくらい走りました。その後試合を見てる途中、横のおじさんがビールを飲んでいました。平日禁酒頑張ったからこの日は夜飲もう思っていましたが、おじさんのビールを見ると飲みたくなったので、売店で生ビールを買って飲みました。
この生ビール、これまでに飲んだどんなビールよりも美味しかった。また、凄く良い香りがしたことも印象的だった。「しばらくガマンした後のお酒は驚くほど美味しい」という情報もありましたが、これも本当でした。
これで第1回平日禁酒は終了です。結果としては、思った以上の体や気持ちの変化に驚きました。
たった5日で?と思われるかもしれませんが、5日だけでも十分に効果を実感できました。おそらく酒漬けの生活を送ってきたからだと思います。
平日禁酒の効果は凄かったですが、完璧にお酒をやめるつもりはなく、週末などは飲みたいです。なので、目標は無理せず平日禁酒を続れるようになること。無理やり21時半に寝るような生活でなく、自然と平日は飲まないという習慣を身につけたい。今回の禁酒期間中、1文字もライターとして書けてないですし(笑)
無理せず平日禁酒できるようになれば、自分の自由な時間はかなり増えます。そうしてできた時間を有効活用していきたいと思います。
※この記事を書いた時点はでこう思っていましたが、2020/11/21時点では完全禁酒を目指しています
たった、5日でも平日禁酒の効果はすごかったです。体も心も変わりました。そのことを実感できました。
ポイント
たった5日でも禁酒の効果は絶大!
おわりに
5日間の禁酒体験談を書いてみました。たった5日ですが、おどろくべき効果でした。
ただ、やはり無理しました。これが無理なくできるようになれば、本当に自分の生活を変えることができると実感しました。平日禁酒したのが先週なのですが、これを書いた今週は平日に飲み会があり、ペースが乱れました。
まだまだダメです。。。ちゃんと平日禁酒できるように頑張りたいと思います。
最後に、僕は2020/11/21より酒を断って完全禁酒を目指しているのですが、うまくお酒と付き合っていきたいという方をもちろん否定しません。
「平日禁酒して、週末は飲む」「週に三日を休肝日にする」など、目標を設定されている方もいらっしゃると思います。ただ、その時に知っておいた方がよいのは自分の体質です。この記事を読んでくださった方は自分がお酒を飲むとどうなるかをわかってらっしゃる方が多いと思うのですが、そもそも自分ってお酒に強いのか、弱いのかよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。特に若い方などはそうではないでしょうか。
もしお酒に対して「自分の体質がわからない」という方がいらっしゃいましたら、お酒とうまく付き合っていくために、まず自分の体質を知ることをおすすめ致します。病院に行かなくても簡単に検査できるキットがハーセリーズさんより出ておりますので、こういった製品を活用するのもよいのではないかと思います。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
※2020/11/21より完全禁酒初めております
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