平日禁酒で酒を楽しむ、『平日禁酒ブロガーさかもと』と申します。
※現在は週末飲んでいるのですが、過去(2020年11月21日から1年)に禁酒を1年間頑張ったことがあります。これはその当時、禁酒後一ヵ月経ったあたりに書いた記事になります。
禁酒にはメリットが盛りだくさんなのですが、今回はγ-GTPについて紹介したいと思います。飲酒が肝臓にダメージを与えるのは周知の事実ですが、僕は毎日飲んでいたころ、γ-GTPが200前後で、200を超えることも珍しくありませんでした。
ですので、年末の健康診断結果はいつも「肝機能異常 再検査」でした。禁酒すればγ-GTPも下がるんだろうなぁと思っていたのですが、禁酒一ヶ月で受診した健康診断ではγ-GTPが25まで落ちていました。正常値(50以下)になったのは20代前半以来です。というか、この数値が二けたになったもの久しぶりに見ました。おそらく受診を始めた若いころから見ても最良の値だと思います。
それでは、紹介していきたいと思います。
酒でγ-GTPは上がる
専門家でないので確かなことは言えないのですが、酒が原因でγ-GTPが上がることはやはり間違いないようです。
お酒の飲みすぎで肝臓が悪くなると、γ(ガンマ)-GTPという酵素の値が高くなります。
γ-GTP(γグルタミルトランスペプチダーゼ)は、肝臓の解毒作用に関係している酵素です。肝臓や胆管の細胞がこわれると血液中にγ-GTPが血液の中に流れ出てくることから、「逸脱酵素」といわれます。そのため、γ-GTPは肝臓や胆管の細胞がこわれたことの指標として利用されています。γ-GTPが血液中に多くなっても、それ自体が何か悪い影響をおよぼすことはありません。γ-GTPが高くなる疾患には、肝臓の細胞が破壊される肝炎、肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝などがあり、胆石や胆道がんなどで胆道がつまった場合にも高くなります。
健康診断のときに最も重要なのは、脂肪肝です。とくにアルコールを飲む中年男性の場合、飲みすぎによるアルコール性脂肪肝が問題になります。そのいちばんの指標として、このγ-GTPが重要になってきます。医師が「お酒を飲むと上がる数値が高いですよ」という場合は、ほとんどがこのγ-GTPをさしています。
γ-GTPの正常値は男性で50国際単位(IU)以下、女性で32国際単位以下です。γ-GTPの値が100以下であれば、節酒あるいは禁酒することですぐに正常値にもどります。γ-GTPは比較的アルコールに短期的に反応するので、飲酒を一週間もやめれば下がりだします。出展:ニュートンドクター
僕は若いころからずっと酒を飲み続けているのでこの数値はずっと高くて、20代の頃から100を超えていたと思います。肝機能で再検査になるのは毎回のことだったのですが、再検査時はいつも
と言われてました。しかし、飲みすぎが肝臓に悪いことなど言われなくてもわかっていますので、話を聞いて「はい。酒を減らします」とは言いますが、実際に減らすことはなかったです。なので、γ-GTPはずっと高いままでした。そんな感じだったので、いつの間にか100を超えることに慣れてきて、自分の中で「100を少し超えるくらいはOK」という都合の良いルールを作ってました。
そうするうちにγ-GTPが200に近づいてきて200を超えることも出てきました。さすがに200を超えてくるとお医者さんから本気で怒られるようになりましたので、「200はほんまにやばいねんな」と思っていました。
そして、長い時間がかかってしまいましたが、2020年の年末に、初めて一ヶ月以上完全に禁酒をして健康診断に臨みました。
禁酒(断酒)で劇的に下がったγ-GTP
通常一ヵ月くらいで検査結果がわかるのですが、2021年はコロナの影響で出社ができず、年末の健康診断結果を会社で受け取れたのが2月の後半でした。そして、結果を見てびっくりしました。なんと、γ-GTPが「25」でした。
毎年200前後なので、「一桁間違えてないか?」と思ってしまいました笑
基準値内に入ったのなんて20代前半のころ以来ですし、二けたの数値を見たのも久しぶりでした。
他の肝臓の数値、「AST」,「ALT」も正常でした。肝機能が「異常なし」と判定されるのがこんなに嬉しいなんて。。。
ただ、嬉しいと同時に、肝臓に今まで相当な負担をかけていたことを身をもって知りました。酒をやめたらこんなに元気になってくれるなんて。

と本気で謝りました。そして、これからは全力で肝臓を労わってあげようと心に誓いました!
ポイント
禁酒一ヶ月でγ-GTPは下がる!200→25へ下がりました!
以上、今回は「お酒をやめるとγ-GTPが下がる」というメリットについて紹介させていただきました。
おわりに
肝臓は再生能力の高い臓器という認識はあったのですが、ここまで元気になってくれるなんて…感動しましたTT
ただ個人差があるようで、一ヵ月で劇的に下がる人もいれば、もう少し時間がかかる人もいるそうです。あと、検診時に先生から聞いた話では、肝臓は再生してくれるのですが受けているダメージによるそうで、もの凄くダメージを受けてしまっていた場合、自力では再生できなくなるそうです。200とか相当ダメージを与えているということでした。ですので、γ-GTPが200を超えている方はすぐに禁酒をおススメ致します。
ちなみに、僕の大好きな中島らもさんはγ-GTPが1200だったとか。。。著書「今夜すべてのバーで」の中で「自分で立ち上がれない」と書かれていたので、想像を絶する状態だったと思います(^^;
上には上がいますが100を超えると異常値なので、100を超えたあたりから肝臓が悲鳴を上げている認識を持たれるのがよいかと。そして100超えあたりならお酒を控えると、肝臓は元気になってくれると思います!
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