酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して294日目。
意志で何かを我慢するのはコインを投げて裏表が出るようなものらしいです。
前回の記事こちらです↓
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アルコール依存者の禁酒日記144〜酒からの脱却〜
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禁酒日記145
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒294日目。
先日読んだ佐々木 典士さんの本、『ぼくたちは習慣で、できている。』の中で意志の力で何かを我慢するのはコインを投げて表か裏が出て決めるようなものだと紹介されていた。なので何度も我慢する場面が出てくるのであれば、その都度コインを投げるようなものなので我慢できなくなってしまうらしい。
この例えを読んでなるほどと思った。意志の力でお酒やめようとしていたときがまさにそれだったからだ。
「飲みたい、いや、ダメだ」
これを何度も繰り返して、最終的には飲んでしまう。我慢するたびにコインを投げたとすれば、例えば「表だったら飲む」としていた場合、投げているうちに表が出てしまうのは当然だ。そして、コインを投げる回数が多ければ多いほど表が出る確率が上がる。なので、「飲みたい、いや、ダメだ」と我慢する機会が多いほど、飲んでしまうというわけだ。
何かをやめるとき、意志の力でやめれないというのはこの理屈らしい。では、どうすればやめれるかというと、我慢すること自体をなくすこと。そもそも「飲みたい」という誘惑があるから「いや、ダメだ」と我慢してしまう。ということは、「飲みたい」という誘惑がなくなれば我慢すること自体がなくなる。
この誘惑をなくすには、誘惑される行為よりも対等にある行為の方がメリットが大きいと思うこと。例えば、
1.100円あげます
2.10000円あげます
の二択があった場合、迷わず2を選択する。2択の価値が等価でないから、迷わない。もちろん、これに意志の力はいらない。なので、
1.酒を飲む
2.酒を飲まない
この二択あって迷ってしまうのは酒を飲むのと飲まないとで価値が等価(あるいは飲むメリットが大きい)と認識しているから。このとき、「酒を飲むことに何のメリットもない」という認識があれば迷う必要などない。なので、コインを投げない。コインを投げなければ表の「飲む」が出ることはない。
この状態にもっていくことが重要で、僕はもうこの状態になれていると思う。そして、お酒について正しい知識を得ることができれば、だれでもこの状態になれると思う。やはり、お酒について正しい知識をえることが何より需要だと思う。
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アルコール依存者の禁酒日記146〜酒からの脱却〜
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