酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して271日目。
降雨コールドとなった高校野球、試合後のコメントに感動しました。
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アルコール依存者の禁酒日記128〜酒からの脱却〜
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禁酒日記129
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒271日目。
このところ毎日、夏の高校野球を見ている。野球好きとして夏は高校野球を毎年楽しみにしているのだが、今年は雨が多く、まだ大会期間中であるが雨での順延が過去最多となるかもしれないとのことだ。
そんな状況なので雨でもできる限り試合を消化したいという運営側の思いがあり、一回戦屈指の好カードとされる大阪桐蔭 vs 東海大菅生は雨の中半ば強引に行われた。試合は大阪桐蔭ペースで進んでいたが、東海大菅生もなんとか追いすがる展開。しかし、雨が強くなり8回の東海大菅生の攻撃途中に降雨コールドとなり、その時点でリードしていた大阪桐蔭の勝利となった。
この結果に対しネットは結構あれた。ほぼ運営側を批判する意見だったが、それについてはまあそうなるだろうなと思っていた。ただ、僕は運営を批判する気持ちもわかるが、何とか試合を消化したい運営側の気持ちもわかる。なので、一概に運営側を批判する気にはなれなかった。また、降雨コールドになる可能性は両チームわかっていたわけで、雨の中でゲームプランというもがある。そこにおいて大阪桐蔭はしっかりと準備し、雨のプランで戦っていた気がする。なので、確かに途中で止められての敗戦となった東海大菅生はかわいそうではあるが、大阪桐蔭は勝つべくして勝った気がする。
ただ、感動したのは試合後の東海大菅生のキャプテンのコメントだ。試合を止められ悔しくてやりきれない思いも絶対にあるだろう。そんな中で、まずは大阪桐蔭の強さを素直にみとめ、その後、コロナの中大会を開催してくれた運営に感謝の思いを述べていた。
こんなコメントができるだろうか。ましてや高校生である。僕が高校生のころに同じ立場に置かれたら「続けていたら絶対に勝てた」や「こんな中でやりたくなかった」など、その時の悔しい思いや運営への不満しか口に出さなかったと思う。いや、今でもそんな言葉しか口にできないかもしれない。
こんな素晴らしいコメントを聞くと、関係のない外野が運営を批判しているのがとてもちっぽけに思えてくる。東海大菅生が大好きになってしまった。監督はじめ指導者の方も素晴らしいのだと思う。
来年、絶対に甲子園に帰ってきてほしい。そして、来年は東海大菅生を応援したいと思う。
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アルコール依存者の禁酒日記130〜酒からの脱却〜
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