酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して242日目。
今思うと酒を飲んでいたころ、病んでいました。。。
前回の記事こちらです↓
-
アルコール依存者の禁酒日記103〜酒からの脱却〜
続きを見る
禁酒日記104
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒242日目。
昔は当たり前のように毎日飲んでいた。社会人一年目から毎日晩酌をしていたのだが、はじめのころははまだ酔っても指摘されるような酔い方ではなかったし、うっとしがわれるようなことはなく、迷惑をかけることもなかった。飲み方がわからず急性アルコール中毒で運ばれたりはしたが、いわゆるうっとしい酔っぱらいではなかった。
しかし、毎日飲み続けると、だんだんと指摘を受けるようになってきた。そして、30台後半から40歳のころが一番ひどかったのではないかと思う。このころ、酔って、ものすごく攻撃的になっていたように思う、そうかと思えば朝に凄く気持ちが沈んでなにもやりたくなくなったりする。社交的な性格なのだが、人に会うのも嫌になり外にでるだけでしんどいと思うようになっていた。そして少しでも嫌なことがあると、会社などのに対して酔った勢いでものすごい文句を書いていたり、友人にも普段なら言わないような言葉を使って攻撃したりしていた。
今思うと明らかにおかしいのだが、当時はそんなことまったく思わなくて、自分はかわらず普通だと思っていた。もし、あのままのペースで飲み続けていたら、今はろくでもないやつになっていただろう。というか、死んでいたかもしれないとすら思う。
そんな状態を指摘してくれたのは友人や妻だ。友人は「お前、最近酔うとおかしいぞ」と言ってくれたし妻は自分がどんな状態になっていたか、ひどく酔っていた翌日に説明してくれた。そう言われても「昨日はたまたま酔い方がわるかっただけ」とか思っていたのでもう救えなかったのだが、度重なる指摘でやっと気づけた。自分は病んでいた。おそらく鬱だったのだと思う。専門家でないのでよくわからないが、酒と鬱というのはつながっているようで、アルコール外来に行った際も鬱の症状を確認された。
酒の飲みすぎは確実に脳をやられる。そして、その影響で言動などがおかしくなってきたら要注意だと思う。僕は指摘してくれる人が周りにいたので、凄くラッキーだった。もし、「最近酔ったらおかしい」と指摘を受けたらその人は要注意だと思う。客観的に見ておかしくなっていたら、おかしくなっているのだ。そのタイミングがその人の酒をやめるタイミングだと思う。
※次の記事はこちらです
-
アルコール依存者の禁酒日記105〜酒からの脱却〜
続きを見る