酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して230日目。
七夕ですね。
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アルコール依存者の禁酒日記93〜酒からの脱却〜
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禁酒日記94
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒230日目。
すっかり忘れていたが、先日は七夕だった。子供ができて、今年はまだ七夕の時点で生後5か月だったので無理だが、来年の七夕は息子の願いをなにかしら短冊に書いてあげたいなと思う。
自分が子供のころは短冊になんと書いただろうかと思い出してみるが、ほとんど覚えていない。唯一覚えているのは『お父さんが飲みに行きませんように』だ。ただ、これも父親と飲んでいたころによくこの話を聞いたので覚えているのだけで、実際に書いた記憶はない。
「言った方は忘れるが言われた方は覚えている」というフレーズをよく耳にするが、願い事も同じようだ。願った方は忘れているが、願われた方は覚えているらしい。そして、父親は僕が書いたこの短冊を見て、しばらくは飲みにいくのを控えたらしい。確かに、子供のころ父親は毎日のように飲みにいき、夜はほとんど家にいなかったような気がする。遅くにふらふらになって帰ってくるイメージだ。家にいても飲んでいた。
そんな父親の姿をみて、少年時代の自分は飲まずに家にいてほしいと思ったのだろう。
僕も酒を飲み続けていれば、息子に同じ願い事を書かせていたかもしれない。しかし僕は今、酒をやめている。そして、この先も飲む予定はない。自分の息子の短冊には『お父さんが飲みに行きませんように』と書かれることはないはずだ。一年に一度の貴重な願い事だ。自分の息子にはもう少し建設的な願い事をさせてあげたいと思う。
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アルコール依存者の禁酒日記95〜酒からの脱却〜
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