酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
苦しみながらも成功に向かって進んでいる禁酒、6度目の挑戦38日目です。
カニがおいしかったです!アルコールなしだと、カニのおいしさがよくわかりました。
前回の記事こちらです↓
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アルコール依存者の禁酒日記38〜酒からの脱却〜
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禁酒日記39
11月21日に禁酒を再開し、38日目。年末という飲酒欲求が最大になるこの時期も、特に飲みたいとは思わない。年末に「スリップしてしまった」という話はよく聞いたりするが、2020年に関しては何も心配もなさそうである。まあ、自分はまだ禁酒を再開して二か月もたっていないので、「スリップ」という言葉を使う自体がおこがましいのだが。
毎年、年末年始にかけては旅行に行って年を越すことが多いのだが、今年はコロナの影響で断念した。まあ、仕方がない。命あっての旅だ。しかし、何も普段と変わらないというのもさみしいので、奥さんと兵庫の香住までカニを食べに行った。旅行に行けない分贅沢をしたので、普段食べれないようなおいしいカニ料理をいただけた。
カニの刺身に鍋、そしてカニみそ。飲んでいたときであれば、こんなものを出されたら、酒なしでいただくなんて考えられない。酒あっての刺身や鍋なのだ。もし、
1.「おいしいカニ料理を好きなだけ食べてください。でも、酒は飲めません」
2.「酒を好きなだけ飲んでください。でも、食べれるのは湯豆腐だけです」
という二択を出されたら、酒を飲んでいたころなら迷わず後者の「2」だ。どんな美味しい料理も酒あってだ。酒がないなら、刺身、鍋など、なんの価値もない。と当たり前のように考えていただろう。しかし、飲まなくなった今は、もちろん「1」である。飲まない方が料理の美味しさがよくわかる。ノンアルでカニをいただく。この上ない贅沢である。
今にして思うと、これまで酒で料理をちゃんと味わえていなかったのではないかと思う。フグはひれ酒の飲みすぎで途中から味がわからなくなったいたと思うし、良いお肉もワインをがぶ飲みするのでスーパーの肉と大差ないように感じる。少しお高いレストランなど料理の説明をしてくれることがあるが、(そんなんどーでもええから早く酒もってきてくれ)と正直思っていた。
今思うと、なんともったいないことをしていたのだろうか。ちゃんと説明を聞いて、その料理を味わって楽しむべきなのだ。おいしい料理だけでなく、料理の説明とか、そういうサービスなども含めたすべてに対して、お金を払っているはずなのだ。酒で脳を麻痺させ、舌もバカにして、料理の味もわからなくし、そのときの記憶までおぼろげにさせる。挙句の果てに次の日は二日酔いで、食べたものを戻す。いったい、何に対して高いお金を払っていたのだろうか。愚の骨頂である。
これからは、しっかりと料理を味わって楽しもうと思う。
禁酒38日目
カニを食べてきました。今までカニ鍋など贅沢をしたときに酒がないとかありえなかったのですが、酒がない方が料理が美味しい。そんなことに今さらはっきり気づきました(^^;
今年はクリスマスも酒なしでした。クリスマスに酒を飲まないなど酒を飲み始めたころからはなかったです。クリスマスなんて、この上ない飲む口実になりますもんね。でも、お酒なしでもクリスマスは楽しめました。
この年末年始も初の酒なしとなります。お酒の残っていない元旦とか経験がないのでどんな感じになるか想像できないのですが、楽しみです。
おわりに
今回はカニ鍋を酒なしで楽しんだお話を紹介させていただきました。昔の自分が酒なしでカニを食べている自分をみたら「こいつ、気ぃくるったんやないか」と思うかもしれません笑
もっと早くにこうなっていたかったのですが、何度も禁酒に失敗したので、時間がかかったのは仕方ないと思っています。でも、失敗から学べたから、今こうなれている。なので今後も、自分の失敗経験も含めて発信していき、酒をやめたくてもやめれない人の助けに少しでもなれればと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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アルコール依存者の禁酒日記40〜酒からの脱却〜
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