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禁酒セラピーでお酒をやめられない理由

禁酒で人生が豊かになると信じ、苦しみながらも禁酒に挑戦している『禁酒ブロガーさかもと』と申します。

『読むだけで絶対やめられる』の謳い文句で有名なアレン・カーさんの禁酒セラピー。酒をやめようと決断しこの本を手に取った方も多いのではないでしょうか。僕もそうでした。実際に読んだだけでやめられた方もいらっしゃると思うのですが、僕は無理でした。。。当時は、

(この本で酒をやめている人がいるのに、やっぱり自分はダメなんだ)

と思ったものです^^;

しかしお酒の勉強をして、何度も禁酒に失敗して、失敗からまた学んで、お酒の本質とか飲酒欲求の正体とか、自分なりに答えが出せた後に禁酒を始めると「なぜ禁酒セラピーでお酒をやめれなかったのか」がわかりました。
ですので今回は、自分なりに出した禁酒セラピーでお酒をやめられない理由について書きたいと思います。

禁酒セラピーの内容

完全な禁酒を目指す禁酒セラピー。書かれている内容、詳細は割愛しますが以下のようなことが書かれています。(この記事を読んでくださっている方は既知の方が多いと思いますが)

本の内容

  • お酒は毒
  • 飲酒にメリットはない
  • 依存症の仕組み
  • お酒をやめる方法

凄く簡単に説明すると、

「お酒は毒である。そして、それを飲むメリットも何一つない。よってお酒を飲む必要など全くないのだが、それでも飲みたいと思うのは依存しているから。だから、依存症の仕組みを知ってお酒の罠から抜け出そう。そのための具体的な方法も提示します」

という内容です。上記を凄く詳しく説明してくれてるのですが、簡単にまとめるとそんな感じです。

読むだけでお酒をやめることができるのか

本当に一回読んだだけでやめられた人もいると思いますが、僕は無理でした^^;

個人差はあると思うのですが、おそらく、この記事を読んでくださっている方も禁酒セラピーを読んだ後に飲酒を再開された方ではないでしょうか。(でないと、このタイトルの記事を読んでくださらないですよね)

僕の周りでも「この本読んだけど、お酒やめれなかった」という人が多いですが、禁酒セラピーを読んだ直後は「お酒なんてもういらないかも」と思えていましたのでやめられそうな気がしていました。

しかし、お酒をやめることができなかった。それはなぜなのか。個人的には次のように考えます。

読むだけでお酒をやめることができない理由

自分なりに考えた結果、

本の内容を理解できていないから

お酒をやめられなかった理由はこれに尽きると思います。これは、本当の意味で理解できていないという意味です。自分はそうでした。しっかり読んで、理解できたつもりではいたのです。本の最後の方にも、「まだお酒が必要と感じる人は前に戻って読み返してください」と書かれています。本の内容全てが腑に落ちたわけではないですが、自分はわかったつもりになっていたので読み進めます。そして最後まで読み、最後の一杯のお酒を飲み(禁酒セラピーは最後に一杯のお酒を飲みます)、お酒とお別れできたと思いました。

しかし、次の日も当然のように飲酒欲求がやってきます。禁酒セラピーにも「2,3日は飲酒欲求は消えないけど、心配することはない、もうじき消えます」みたいなことが書かれていますが、いつものそれとなんら変わらないのです。※禁酒セラピーでは飲酒欲求を「小悪魔」と例えて表現しています。

自分としては、禁酒セラピーを読んでお酒について理解したつもりなので、禁酒欲求がきてもこれまでと違う形で対応できると思っていました。自分が覚醒していると思い込んでいました。しかし、

あ、飲みたいかも。。。でも禁酒セラピー読んだから大丈夫!これは気のせい。
難しいとこは考えんと、飲もうよー。ほら、いつも飲み始める時間がやってきました!
飲酒欲求
お酒は毒だ。不要だ。だから、いらない。。。
でも、飲みたいんやろ?ずっと我慢するん?そんなん、辛いだけやで。飲もうよー
飲酒欲求
いらんねん!いらん。。。ガマン。。。

このようにして、結局飲酒欲求と戦ってました。経験上、こうなると絶対に飲酒欲求に勝てません。少しの間は我慢できても、結局飲んでしまいます。そして、

「禁酒セラピー読んだのに、飲んでしまった。。。この本でお酒をやめれている人もいるのに。。。俺はダメなやつだ。。。」

となっていたのです。禁酒セラピーを読んで酒が必要のない人間に覚醒したような気でいたから、悲しみもひとしおです笑

禁酒セラピーを読む前と読んだ後で変化がないということは、そもそも本の内容がダメなのか、もしくは本の内容を理解できていないのかということになります。(本の内容を理解した上でお酒をやめない決断をされた方もいるかもしれませんが)

レビューなどを見ている限り、この本の内容自体がダメということはなさそうです。ですので後者ということになります。ということは、「本の内容を理解しているつもりで理解できてなかった」と考えるのが妥当な気がします。

ポイント

本の内容を理解しているつもりで理解できていなかったことが、お酒をやめられなかった理由

お酒をやめるためにはどうすれば良いか

では、どうすればやめることができるかという話ですが、やめられない理由が上記だとすると、禁酒セラピーに書かれている内容を理解すれば良いということになります。あたり前ですみません^^;

じゃあ、そのために禁酒セラピーを理解できるまで何回も読むのかというと、それは違う気がしています。実際僕は禁酒セラピーを読み返したりしていません。読み返してないどころか、この本の存在すら忘れておりました。

禁酒セラピーは読み返していないのですが、何回も禁酒に失敗して、お酒について勉強して。と繰り返す中で、「お酒って、必要ないのでは?」と思えてきたのです。先日、友人と飲んでいるときに本気でそう感じたので、そこから完全禁酒を決断して禁酒しているのですが、禁酒を頑張っている感覚はないです。

「禁酒を頑張る = 飲酒欲求と戦う」ことなので、絶対に続きません。今は飲酒欲求をいなしている感覚です。そして今、その感覚を持てたときに「そういえば禁酒セラピーに書いてたことって、今の感覚なのかな」と思って読み返して見ると、腑に落ちました。禁酒セラピーを全く読んでいないのにです。

おそらく、禁酒セラピーに書かれていることはお酒の本質です。なのでアプローチは違っても、お酒について真剣に考えていくと、そこ(禁酒セラピーの内容)に行き着くのだと思います。

僕が実践したことは、禁酒を何回も失敗したことです笑

でも、これってすごく大事です。どんな動画を見るより、どんな本を読むより、自分で経験したことが一番身につきます。禁酒を決意して、飲酒欲求に負けて飲んでしまう。それを繰り返す。これも立派な経験です。ただ大事なのは、禁酒を失敗したとき、常に以下を考えること。

意識すること

  • どこで、どんなときに自分は飲んでしまったか
  • なぜ自分は飲んでしまったか
  • 飲んだ結果、どうなったか

「飲んでしまった。。。」と落ち込んだりもしたのですが、上記は常に考えるようにしてました。その結果、以下のことがわかりました。

わかったこと

  • 酒を飲む理由 = 気持ちよくなりたいから = ドーパミン出したいから
  • 飲んだ結果、物事が好転することはない

上記は僕の場合なので人それぞれだと思うのですが、酒を飲む理由(欲する理由)がわかれば、なぜ飲酒欲求が湧いてくるのかがわかります。すると、対処もしやすくなる。そして飲んだ結果を想像できれば、かなり禁酒にプラスとなります。これは失敗経験が多いほどリアルに想像できるので、失敗経験は大いに越したことはないです笑

詳細な方法など別の記事で紹介しようと思っているのですが、僕の場合飲酒欲求はドーパミン出したいだけとわかったので、軽くあしらうというか、いなせるようになりました。そして、目の前に酒があったとしても、「これを飲んだら、確実に不幸な未来が待っている」と思えるようになり、それがリアルに想像できるため、酒がいらなくなってきました。

そんな考えを持てたときに禁酒セラピーに書かれている、「酒は毒」、「飲酒にメリットはない」、「依存しているだけ」などが腑に落ちました。

大事なのはお酒について自分でちゃんと考えることだと思いました。そうすると、僕の場合はお酒がいらなくなりました。

ただ、禁酒セラピーを全て理解したわけではありません。例えば、「酒をやめるために代替え品を使うな」など書かれていますが、僕は別にいいと思っています。帰ったらソーダ水飲むし、たまにはノンアルコールビールも飲みます。それで気持ちよくなれるので笑

あくまで個人的な見解ですが、禁酒セラピーに書かれている全てを理解する必要はなく、お酒の本質の部分だけ理解できれば十分かと思っています。そこだけ理解できればお酒をやめることができるのではないかと思っております。

この記事を読んでくださった方は禁酒セラピーを一度は読まれいると思うのですが、もし禁酒セラピーを読んだことがなければ、一読をオススメいたします。漫画にもなっています。

以上、個人的な見解ですが、禁酒セラピーを読むだけでお酒をやめられない理由について書いてみました。

ポイント

大事なのは、お酒について考えること。特に飲酒してしまったとき、「どこで、どんなときに飲んでしまったか」「なぜ飲んでしまったか」「飲んだ結果、どうなったか」をしっかり考えるのが重要

おわりに

自分なりに経験してきたことから、禁酒セラピーを読むだけでお酒をやめれない理由についてまとめてみました。「それは違う!」というご意見もあるかもしれませんが、あくまで個人的な見解としてご容赦いただければ幸いです。

これまで何度も禁酒に失敗してきましたが、今回は明らかにこれまでと違います。もう、本当にお酒がいらなくなっています。この記事を書いているのが11月末なので、すぐそこにクリスマス、年末、年始というイベントが待っているのですが、アルコールなしで楽しむ気満々です。

これまでも飲酒欲求に対する有効な対応方法など記事にしてきましたが、「お腹いっぱいご飯を食べる」など、いわゆる小手先の対応でした。

今後は本質的な部分で、飲酒欲求に対する対策等を紹介していきたいと思っております。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

※2020/11/21より完全禁酒初めております

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さかもと

本業の傍らでシナリオも執筆するソフトウェアエンジニア。猫とギターをこよなく愛する。将来をよりよくするため、酒を断とうと試みては失敗を繰り返していたが、その失敗から学び、「酒はいらない」という境地にたどり着く。現在、酒の抜けた体で大好きな趣味を楽しみ中※過去、自身の禁酒の取組み方について日経新聞さんに紹介された実績があります

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