新型コロナウイルスの影響で、第102回全国高校野球大会が中止になりました。これを受け、各都道府県が夏の独自大会を開催する方向で動いておりますが、今回は大阪独自大会の展望を考えてみたい思います。
記事の最後にアンケートを作成しましたので、投票してくださるとありがたいです!
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令和2年大阪府高等学校野球大会とは
中止となった夏の大阪大会の代替え大会として開催されるトーナメント方式の大会です。
組み合わせ抽選は7/3に代理抽選にて実施。開会式は行なわず、7/18開幕、8/10決勝の予定で開催され無観客での実施となりますが、試合をする野球部員の観戦は認められます。
観客については、コロナの状況によって、例えば部員の家族は観戦可能など、規制が緩和されるかもしれませんね。(そうであってほしい)
有力校
本来であれば、夏の大会を予想する上で一番参考になるのは春季大会なのですが、コロナの影響で令和2年の春季大会が中止となりました。なので、令和元年の秋季大会を元に考えてみたいと思います。
真っ先にあげられるのが、優勝した大阪桐蔭、そして、準優勝の履正社です。秋季大会の決勝を見ても、この2校に力の差はないように思います。その後の秋季近畿大会では履正社高校がベスト4、大阪桐蔭高校が準優勝で、両校共に春の選抜大会の出場を決めております。残念ながらセンバツ大会は中止となりましたが。。。
ですので、夏の大阪もこの2校が軸となるのは間違いないでしょう。ちなみに、大阪桐蔭、履正社ともに、秋季近畿大会で敗れた相手は奈良の天理高校でした。
では、この2校を追う高校をあげてみると、秋季大阪大会でベスト8に入った以下の高校があがってきそうです。
初芝立命館、金光大阪、東海大仰星、箕面学園、上宮、桜宮
桜宮は8強唯一の公立校ですね。この中でベスト4まで勝ち上がったのは初芝立命館と金光大阪、大阪3位となり、近畿大会へ出場したのは初芝立命館でした。
しかし、初芝立命館は大阪桐蔭に、金光大阪は履正社にそれぞれ準決勝で5回コールドの大敗。ベスト8に残った他のチームもスコアをみる限り大阪2強との力の差はありそうです。
ベスト16まで遡ってみると、以下の高校が入って来ます。
北野、槻の木、信太、大商大界、近大付属、大阪学芸、大体大浪商、大商大高
大阪では上位に常連の私立校と、公立校では北野、槻の木、信太が残っていました。この中で注目したいのは、長曽我部くん擁する北野高校と箕面高校と接戦を演じた信太高校。そして、大阪3位の初芝立命館と1点差だった大阪学芸高校。この3校は組み合わせによってはベスト8まで勝ち上がれたのではないかと思います。
16強以外で気になる高校をあげてみると、金光大阪、初芝立命館とそれぞれ接戦だった大阪偕星、関大北陽。公立では大阪学芸にあと一歩だった汎愛、桜宮と良い勝負だった泉尾工あたり。
秋の大会をみるとこのような感じに思えましたが、これは冬を超える前の秋季大会。高校生は冬を越えて大きく成長するので、あくまでも参考データにしかなりません。ですので、この夏あっと驚くようなチームの登場に期待します!
組み合わせ
3回戦までの組み合わせが決定!以下になります!!
優勝校は?
秋季大会のデータしかなく、冬を越えてのデータがしかないですが、それでもやはり大阪桐蔭、履正社の2強が頭ふたつくらい抜けていそうです。
ですので、優勝はこの2校のうちどちらかになるのではないかと(⌒-⌒; )
当たり前すぎる予想ですが、今年に関していえば、それくらいこの2校が抜けています。
想像もつかないくらいこの冬を越えて成長しているチームがあれば面白いので、期待したいです。
個人的に期待しているのは北野高校です。大阪では1,2を争う進学校でありながら野球部は上位進出もそれほど珍しくない文武両道の高校です。
今年は注目の左腕、長曽我部健太郎投手がいることも注目を集める要因になっています。165cmと小柄でありながら、138キロの直球を主体に多彩な変化球を操ります。
相手を分析する能力も高い北野高校ですので、大阪桐蔭、履正社と対戦したらどんな戦いになるのか興味を抱いております。一ファンとして、できれば当たってほしいなぁと願っています。
最後に以下、優勝アンケート作成してみましたので、投票くださるとありがたいです!
おわりに
残念ながら夏の甲子園は中止となってしまいましたが、大阪の独自大会大変楽しみにしています!
大阪大会の先に甲子園がないという異例の大会となってしまいましたが、逆に特別な大会として、いつまでも語り継がれる大会になるかもしれませんね。
そして、中止となった春のセンバツ出場チームにて、夏に交流戦が実施されることが決まりました!こちら、トーナメントではないですが、非常に楽しみです!!
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。