飲まない日にできるだけ日記を書く、徒然しらふ日記。
夏の甲子園中止、高校球児がかわいそうすぎる。。。
前のお話↓
-
徒然しらふ日記35〜飲んでない日は日記でも書こう〜
徒然しらふ日記36
コロナウイルスの影響で、高校野球の夏の甲子園が中止になった。今年は春のセンバツ甲子園も中止となっており、戦時中を除けば初とのことだ。
甲子園常連の強豪校がよくニュースで取り上げられるが、甲子園に縁のない弱小高校の選手も思いは同じだ。高校球児は最後の夏を目標に入部してからの二年半を頑張る。最後の夏にかける思いは、強豪校の選手たちと変わらない。
僕も元高校球児だったのでよくわかる。甲子園に出れるようなチームではなかったが、最後の夏を、一緒に頑張ってきた仲間たちと1試合でも多くという思いで戦った。
そして、20年以上経った今でも、夏の大会で負けた試合は鮮明に覚えている。
「この試合で高校野球が終わったんだ」
とはっきりと感じて、区切りをつけれた。今でもとても良い思い出だ。
「甲子園がなくなってもどうせ出れないから一緒」という悲しい意見をちらほら聞く。
しかし、それは違う。確かに、ほとんどの選手が甲子園には出れない。ただ、そうでなく、区切りがつけれないのだ。練習して、二年半頑張ってきたことをぶつける場所がなくなるのだ。
これが、どれほど辛いことか。
もし、自分が同じ立場なら自暴自棄になっていたかもしれない。
僕は最後の夏に負けることによって、はっきりと高校野球の終わりを感じた。
今年の3年生は、どうやって区切りをつければ良いのだろう。
「やってきたことは無駄にならない」「次のステージで必ず生きてくる」
そう言って慰められても、頭では理解できていても、気持ちなんてすぐに切り替えられるわけではないと思う。ましてや、まだ未熟な高校生である。
甲子園の中止は昨今の状況を鑑みると仕方がないことかもしれない。ただ、3年生が区切りをつけれるように、前を向けるように、何かしらの大会、もしくは、大会という形が難しいなら、引退試合のようなものは絶対に必要だ。
東京や愛知県はすでに独自の大会の開催を発表している。
他の地域も、是非こういった大会を開催してほしい。切に願う。
次のお話↓
-
徒然しらふ日記37〜飲んでない日は日記でも書こう〜