酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
完全に酒を断つと決めた9/28(土)まで1ヶ月を切りました。
ここ1ヶ月、飲んでいるときにお酒を飲む意味についてできる限り考えるようにしています。平日禁酒中ですが、敢えて平日に飲んだりして、
(やっぱりお酒は無駄だなぁ)
ということを意識的に感じるようにしました。
薬がなくなったので、久しぶりに病院へ行き、完全にお酒を断つ日を9/28(土)と決めたことを先生に伝えました。応援してくれるそうです^^
「完全禁酒を始めた後もう一度だけ病院に来てください」
と言われたので、それを最後の病院の日にしようと思います。
※前回の記事こちらです。
-
アルコール依存者の禁酒日記12〜酒からの脱却〜
禁酒日記13
「完全禁酒を9/28にしようと思います。その日ライブなので、その打ち上げを最後にするつもりです」
久しぶりに行った病院で先生にそう告げた。
「ちょうどここへ来て半年ですね。途中失敗もありましたが、その日できっぱりやめることができたら治療は成功です。頑張ってくださいね。この1ヶ月で何か変わったことはありますか?」
平日禁酒は順調だったが、この1ヶ月は敢えて平日に友達や後輩と飲んだりしていた。とは言っても毎日飲んでいた頃のように終電まで飲み、帰ってから家で一人二次会をするとか、そういう飲み方でなく、仕事終わりに軽く1時間程度飲むだけだ。
お酒を飲みながら気の合う友達や後輩と飲むのはやはり楽しい。でも、きっとお酒がなくても楽しいと思う。酒があるから楽しいのではなく、一緒にいる人たちと話しているのが楽しいのだ。
アレン・カーの禁酒セラピーにも確かそんなことが書いてあったが、実際に自分でそう思ったのは初めてだった。今までは、何をするにしても楽しむために酒がいると信じて疑っていなかった。酒があるから楽しいのだと。でも、きっとそんなことはない気がする。そんなことを思いながら飲んでいた話を先生にした。
「今まで色々と言ってきましたが、アルコール依存症の方は脳がお酒に洗脳されているんです。出している薬(レグテクト)も飲酒欲求を和らげるだけの補助的なものなので、『お酒は楽しい、必要だ!』と信じている方には効かないんですよ。まあ、そんな方はここには来ませんけど」
そういう話も今まで読んで来た本に書かれていたので、すんなり受け入れることができた。
「さかもとさんがそう思えているなら、もう大丈夫かもしれませんね。でも、禁酒に成功して何年も経ってから再び飲酒をしてしまう人もいますので、そうならないように頑張ってください。不安なら、禁酒後も薬をお出ししますし、実際にそうしている方も少なくないですよ」
必要であればそうさせてもらおう。
「わかりました。では、また薬がなくなった後にまた必要と思ったら来ますが、そう思わなければもう来なくて大丈夫ですか?」
ただ、この日もらった薬でもう十分なような気がしていた。なので、そう言った。
「いえ、完全禁酒始めた後、薬がいる、いらないに関わらずもう一度だけきてください。それで、最後にしましょうか。それが最後になるといいですね」
「わかりました」
最後にもう一度だけ病院に行く約束をして、薬をもらってこの日の診察は終わった。
完全禁酒まであと一ヶ月弱。少し前までは「飲めなくなる」と思うと寂しくなり、不安になっていたが、今は不思議と不安はない。
9/28(土)、キッパリとお酒を卒業しようと思う。
完全禁酒まで一ヶ月弱!
完全禁酒をすると決めた9/28まで一ヶ月を切りました。
不思議と不安はないです。このままでもいけそうな気がしていますが、前回の記事で紹介したこの本。
この本に、お酒に対して別れの手紙を書くこと。と書いてあり、書くつもりにしていてまだ書けてないので、9/28までに一言でも良いので書こうと思います。
ほんとに、お酒には長い間お世話になってしまいました^^;
おわりに
完全禁酒開始日の9/28まであと一ヶ月弱。
もう大丈夫な気はしていますが、キレイにお酒とお別れできるように頑張りたいと思います。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
※次の記事はこちらです
-
アルコール依存者の禁酒日記14〜酒からの脱却〜