ファミコンゲーム魔界村で遊んだ思い出~僕たちの前にレッドアリーマーが立ちはだかったとき、立ち上がったのはオカンだった~

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今回のお話

最近ではまったくしなくなりましたが、子供の頃、特に小学生のころはよくゲームをしました。

一時期、魔界村というゲームが凄く流行っていてよく遊んだのですが、そのときの思い出を書こうと思います。今のゲームはそんなに知らないのですが、昔のファミコンのゲームは本当に難しいゲームが多かったように思います。

※アイキャッチ画像の絵、下手すぎてすみません(-_-;)

魔界村の噂

「魔界村、めっちゃむずいらしい」

クラスにそんな噂が広まったのは小学3年生くらいの頃だったと思う。子供のころは、ドルアーガーの塔やスパルタンX、ツインビー、ドラクエなど面白いゲームが多くて、僕も周りの影響でゲームにはまっていた。

クラスでのゲーム熱も暑く、周りから、「面白い」、「難しい」というゲーム評もよく聞こえてきたのだが、そんなときに「今一番難しいゲーム」との評価を得ていたのが魔界村だった。

当然、そんな話を聞いてしまうとゲーマー(当時、クラスの男子はほぼゲーマー)としての血が騒ぐ。

さっそく家に帰って母親と交渉を始める。母親はどんなゲームでもすぐに買ってくれるというわけではなかったが、なんやかんや言いながら、最終的には買ってくれることが多かった。

「魔界村っていうゲームがほしい。めっちゃむずいねんて」

「魔界とかわざわざ行かんでもええやないの」

そんなこと言い出すと、ほとんどのゲームをやる必要がなくなってしまう。

「でも、クラスのみんな行ってるで、ほんで、まだ誰も最後までいけてないねん」

「あんた行けんの?」

「わからんけど行ってみたい」

「ほな、ちょっとお父さんに聞いてみるわ」

こんな感じのやりとりだったと思う。

母親はゲームを買ってくれるのだが、「あんたカンフーできへんやろ?」(イーアルカンフー購入時)、とか、「そんな高い塔登ってどうするん?」(ドルアーガーの塔購入時)など、およそ回答できないような質問をしてくる。

しかし、質問に回答できなくても結局はゲームを買ってくれることが多く、魔界村も無事に買ってもらえた。

レッドアリーマー

友達何人かをウチに呼び、さっそくみんなで魔界村に挑戦する。

ゲームを始めてみると、ほんとに難しい。

ゲームはアクションゲームでステージごとにボスがいて、ボスを倒すと次のステージに進めるという単純な設定なのだが、最初のステージをクリアできない。クリアできないどころか、ボスまでもたどりつけない。

なぜボスまで辿りつけないかというと、ステージの途中にレッドアリーマーというやつがいるのだが、こいつが恐ろしく強いためだった。

※こんな奴です↓(絵、下手ですみません。。。(-_-;))

「こいつ強いって」

「あー、また死んだ。誰かこいつ倒せよ!」

「なんで1面の途中にこんな強いやつおんねん!!」

僕はクラスの中ではゲーム上手い方ではなかったが、ゲーム上手いとされる友達もこのレッドアリーマーを倒せなかった。

(こいつで無理なら、だれも倒されへん。。。)

レッドアリーマーにやられるその友達を見て、心は絶望感に支配された。

その時である。部屋のドアが開き、母親が入ってきた。

「あんたら、魔界最後までいけたん?」

(最後どころか、入れてすらない)

「いや、ぜんぜんやねん。」

「おばちゃん、1面の途中にな、めっちゃ強いやつおんねん!」

そう友達が言う。

「1面て最初?最初に倒されへんやつおんの?」

「そやねん、赤くて飛ぶねん」

「わかった。ちょっと倒し方聞くわ。」

そう言って僕たちがゲームをする3階の部屋から2階に降りていった。

立ち上がってくれた母親

僕の実家は3階建てなのだが、当時、2階にしか電話がなかった。

母親が2階に降りたので電話しに行くんだろうとは思ったが、どこにかけるかなぞだった。

「きゅー(ぼくのこと)、おばちゃん、どこに電話するん?」

僕もそれが気になった。

「わからん、ちょっと聞いてくるわ」

2階に降りると、母親が電話番号を調べていた。

「お母さんどこに電話するん?」

なかよしに決まってるやん」

「なかよし」とはゲームを購入したおもちゃ屋さんである。

「え?なかよしの人、倒し方しらんやろ。」

「知ってるやろ、倒し方もわかれへんのに売ったらあかんやろ。」

小学生ながらにそれは違う気がした。

「お母さん、やめようや。頑張って倒すから」

「聞くだけ聞いてみるから、あんたらちょっと待っとき!」

そう言うと、本当に電話をしてしまった。

「もしもし、魔界村を購入させてもらったものですが、最初に倒せない敵がいるらしいんです。だからどうやって倒せるのかを・・・ええ、いや、倒せないらしいです。赤くて飛ぶらしくて。。。ええ。。だから・・・」

受話器の向こう側にいる、困り果てた店員さんを容易に想像できた。

(店員さんのためにも、早くレッドアリーマー倒さないと)

そして、僕はすぐに3階へ戻るのだった。

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おわりに

友達に、母親の電話先がおもちゃ屋であることを告げるとみんなびっくりしてました(笑)

結局、「倒せるはずだ」ということで店員さんに押し切られ、「倒せるらしいで」と母親は僕たちに言いにきてくれました。そらそうですよね(笑)

でも、僕や僕の友達のために、なんとかしてくれようとした母親には感謝です。

この後、レッドアリーマーは何とか倒せたのですが、このゲームは最後までクリアできませんでした。小学生時代にやったゲームの中でクリアできなかったのは、この魔界村だけだったと思います。

本当に難しいゲームでした。今は3DSで出てるのかな。また機会があれば久しぶりにやってみたいです。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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