今回の内容
2017年、春季近畿大会決勝戦、大阪桐蔭高校 VS 東海大仰星高校の試合を見てきましたので、準決勝の試合と併せて結果報告します。
大阪桐蔭強すぎでした。。。^^;
今大会を予想した記事はこちら
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高校野球2017 春季近畿大会を予想しました
一回戦の結果はこちらです。
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高校野球2017 春季近畿大会1回戦見てきました
【準決勝1】大体大浪商 VS 東海大仰星
●大体大浪商0ー3◯東海大仰星
初戦で近畿大会初のタイブレークを制した浪商と僕が今大会優勝と予想した報徳学園を破った東海大仰星との大阪勢対決となった準決勝第一試合。
この試合見に行けなかったのですが、終始、東海大仰星のペースだったようです。
先発は大体大浪商がエースの田村くん、東海大仰星は背番号11の河内くん。東海大仰星は大阪大会からこの河内くん先発の試合が多いですね。初戦の報徳学園戦も先発河内くんでした。
2回に相手のフィルダースチョイスで仰星が1点を先制。仰星は続く3回にも仲村くんのタイムリーで1点を追加。仰星はこの日、先発の河内くんが絶好調だったようで、5安打を許すものの、結局、最後まで浪商に3塁を踏ませず完封。
7回にも一点を追加した仰星が危なげなく勝った試合でした。
この試合は良いところがなかったみたいですが、大体大浪商も初戦で奈良チャンピオンの智弁学園を破っていますので、力のあるチームだと思います。夏、楽しみなチームです。
大体大浪商
000000000=0
01100010X=3
東海大仰星
【準決勝2】大阪桐蔭 VS 彦根東
◯大阪桐蔭4ー3●彦根東
準決勝第二試合です。この試合、みたかった!!
彦根東高校の初戦を見たのですが、背番号10の増居くんが素晴らしく、桐蔭にどこまで通用するかと楽しみにしてました。
調べてみると、彦根東高校、滋賀大会から大事な試合ではこの増居くんが先発していました。なので、この大阪桐蔭戦も増居くん先発と思っていたのですが、左横手投げの原功くんでした。
対する桐蔭は横川くん。エースの徳山くんではないと思っていたので、これは驚かなかったのですが、増居くんでないことにはびっくりしました。
しかし、この原功くん。初回に1点を先制されるものの、5回を初回の1失点のみに押さえます。桐蔭打線を5回1失点。素晴らしいと思います!原功くん、どんなピッチャーかみたかった。。。
そして5回裏、彦根東打線が原功くんの頑張りに応え、一挙3点を奪い逆転!その後、リリーフしたキャプテンの松井くんが2回を1失点。スコア2-3となり8回から楽しみにしていた増居くん。
8回を0点に押さえ、あとは9回のみ。2年前にも彦根東は同じ大会で桐蔭に勝ってます。2度目の金星まであとアウト3つ。
しかし、勝ちを意識してしまったのか守備にミスが出たようで、桐蔭に犠牲フライ2本で逆転されてしまいます。結局、このまま4-3で敗戦。試合見てないからわからないのですが、最後は大阪桐蔭という名前に固くなってしまったかな。
ただ、敗れはしましたが彦根東高校、本当に楽しみなチームです。桐蔭をあと一歩まで追いつめたことで自信になったはずだし、滋賀県には滋賀学園、近江高校と強い高校がいますが、今年の夏、十分に甲子園にこれる力があると思います。
彦根東高校を見に、滋賀県まで滋賀予選を見に行くかもしれません(笑)
それほど好きになってしまいました。
しかし、大阪桐蔭高校はやはりさすがですね。ミスに付け込み一気にひっくり返せる。王者という感じがします。
大阪桐蔭
100000102=4
000030000=3
彦根東
【決勝】大阪桐蔭 VS 東海大仰星
◯大阪桐蔭18ー0●東海大仰星
決勝は大阪大会準決勝と同じ組み合わせになりました。この時は大阪桐蔭が6-2で東海大仰星を破っています。先発は、大阪桐蔭がエースの徳山くん、東海大仰星もエースの笹沼くん。共に前日の準決勝は投げていないので、休養は十分です。
先発メンバー↓
仰星笹沼くん↓
初回、いきなり桐蔭が無死満塁のチャンスを作ります。4番の山田くんが倒れて一死後、5番山本くんの犠牲フライで1点を先制します。
徳山くんは相変わらずの安定感、初回0に押さえます。
桐蔭徳山くん↓
桐蔭は、2回、3回にも1点ずつを追加します。この日、桐蔭打線は仰星の笹沼くん合ってて、よく打ってました。
仰星は4回からピッチャーを河内くんにスイッチ。この交代は仕方ないと思いました。
仰星河内くん↓
4回、代わった河内君に桐蔭打線が襲いかかります。ヒットでチャンスを作り、1番藤原くんタイムリーツーベースで1点。藤原くんこの日大当たりで早くも三本目のヒットです。
藤原くん↓
その後ワイルドピッチでさらに一点。ここで仰星がタイム。ここは間をとった方がいいと思いました。
しかし、流れ変わらず5番山本くんタイムリーでさらに1点。このヒットで桐蔭のヒット早くも10本目。さらに7番泉口くん押し出し。8番根尾くんのタイムリー。
この回一挙6点。序盤で試合が決まってしまいました。桐蔭打線恐るべし。。。
桐蔭は攻撃の手を休めません。5回、山本くんの犠牲フライで1点。今日はこの山本くんもよく打ってました。
山本くん↓
6回、この回から仰星はピッチャー玉谷くん
玉谷くん↓
しかし代わった玉谷くんもつかまり、6番坂之下くんのタイムリーで1点。この回、桐蔭の藤原くんが頭にデッドボールを受けて、臨時代走が出るというシーンがあり心配しましたが、その後藤原くん試合出ていました。大丈夫そうで安心しました。
7回の桐蔭。1死満塁から、根尾くんがライトスタンドへ特大の満塁ホームラン。
ホームランのときではないですが根尾くん。↓
このホームラン、打った瞬間でした。凄い当たりでした。8回、この回から仰星のピッチャー、センターを守っていた宮崎くん。しかし、この宮崎くんもこの回泉口くんにタイムリーを打たれ1失点。
この時点で桐蔭は毎回得点の17点。この時点で智弁学園が記録した春の近畿大会決勝の最多得点に並びます。
9回の桐蔭、ここまで0のイニングがありません。「最後くらい0点に押さえて!!」と仰星を応援されてる方もおりましたが、この回も3番中川くんのタイムリーツーベースで1点。
結局、毎回得点、22安打、18得点で、近畿大会決勝の最多得点を更新します。
桐蔭のピッチャーは、7回までエースの徳山くん8回は吉峯くん。9回は柿木くんというリレーでした。
吉峯くん↓
柿木くん↓
ピッチャー柿木くんのとき、怪我で春の選抜に出れなかった正捕手の岩本くんがキャッチャーに
入りました!怪我、だいぶよくなったみたいでした。夏は正捕手として出てきてくれそうです。
仰星は8回の攻撃、2死ランナー一塁からライト線ギリギリに落ちるヒット、これで一塁ランナーが一気にホームを狙いますが、桐蔭の素晴らし中継プレーで本塁アウトにされます。
仰星はこれが唯一の得点チャンスでした。仰星打線、決して打てない訳ではありませんでしたが、この日はまったく繋がらなかったですね。
試合は18-0と圧倒的な展開で大阪桐蔭が勝利、3年振り、4度目の優勝を飾りました。
この日は仰星が桐蔭の勢いにのまれてしまいましたが、スコア程の力の差はないように思います。
東海大仰星、この日は大敗でしたが、この春はセンバツ準優勝の履正社、センバツベスト4の
報徳学園を破っています。是非夏、頑張ってほしいです。
予想アンケート結果
今回、優勝校予想アンケートを取らせていただきました。
記事はこちら↓
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高校野球2017 春季近畿大会を予想しました
アンケートの結果、優勝の予想は大阪桐蔭が最も多く、全体の37%でした。次に多かったのが報徳学園で20%でした。
ベスト4が決まってから、もう一度アンケートを取ったのですが、そこでも大阪桐蔭が最も多く、全体の50%でした。
なので、番狂わせなく、予想アンケート通りの結果となりました^^;
投票してくださったみなさま、ありがとうございました!!
また高校野球の予想はしていきたいと思いますので、アンケート続けていこうと思います。
おわりに
大方の予想通り、大阪桐蔭の優勝で2017年春季近畿大会は幕を閉じました。
この大会、数試合しか見れなかったのですが、印象に残ったのは滋賀県の彦根東高校でした!桐蔭をあと一歩まで追いつめた。惜しかった。しかもこの彦根東高校、県内有数の進学校とのとこです。まさに文武両道ですね。
それを知ってさらに好きになってしまいました。
春の近畿大会は大阪桐蔭が優勝しましたが、夏の大阪大会がどうなるか今から楽しみです。また、夏の大阪予予選も予想したいと思います。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。