お酒 禁酒日記

アルコール依存者の禁酒日記174〜酒からの脱却〜

酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。

禁酒を再開して336日目。

酒が一番の楽しみと思っていたころが懐かしくなりました。

前回の記事こちらです↓

アルコール依存者の禁酒日記173〜酒からの脱却〜

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禁酒日記174

2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒336日目。

「酒が一番の楽しみ」

飲んでいるときはそう思っていて、飲まない人を見て「人生損している」とすら思っていた。

今、飲まない人になって思うことは酒を飲まない方が人生は楽しいし充実しているということなのだが、今の僕と酒飲み時代の僕が話しても絶対にわかりあえないと思う。酒飲み時代の僕は今の僕を絶対に理解できないと思う。そして、理解できないものは愚痴の対象になるので、飲みながら「あいつはまったくわかってないわ」と言ってそうな気がする。

ただ、これは仕方のないことだとも思う。今、ブログやTwitterで「酒のない人生は素晴らしい」ということを発信しているが、毎日飲んでいる人には伝わっていない気がする。Twitterには禁酒仲間も多く、その方々も酒のない人生のすばらしさをツイートしていて、僕はその内容に100%共感できるのだが、酒を飲む人はピンとこないと思う。言葉でどれだけ言っても、残念ながら伝わらない気がする。

言葉で100%伝わるならもっと簡単にお酒はやめれると思う。お酒を辞めたくてもやめれない人が多いのは、言葉だけでは酒のない人生のすばらしさを伝えきることができないからだと思う。有名なアレンカーさんの禁酒セラピーでは「お酒は簡単にやめれる」とうたっているが、やめるのは難しいと思う。

なにも禁酒セラピーにケチをつけるつもりはない。この本を実際に僕も読んだが、内容は素晴らしいし、書いていることも真実だと思う。ただ、「お酒が一番の楽しみ」とう状態で読んでも理解できないのだ。頭では理解しているつもりでも、脳がそれを拒否する。

唯一実感してもらう方法は、同じところにきてもらうしかない。それには少なからず苦しみが伴う。禁酒を成功させた今振り返ると、ここまでくるのは決して簡単ではなかった。だから、「禁酒なんて簡単だ」となめてかからないことが大切だと思う。

禁酒は登山に似ている気がする。しんどい思いをして上った山頂から見る景色は素晴らしい。初めて3000メートルクラスの山に登ったときの景色は今でも忘れない。あの壮大さは実際に見てみないとわからない。

山を最後まで登れるのは、これからしんどい思いをすることが事前にわかっているからだ。もし事前情報で「3000メートルクラスの山楽勝やで、一瞬で登れるわ」と聞いていたら、登っているときに「話が違う、こんなつもりじゃなかった」と思ってやめてしまうだろう。禁酒も同じだ。お酒なしの人生が楽しいと思えるまでには苦しみもある。それを理解して酒を断つことが重要だと思う。

ただ、やり切った先には素晴らしい景色がある。これだけは確実に言える。そして、酒を断った先に見える景色は3000メートルクラスの山からみえる景色よりも素晴らしいと僕は思う。

酒をやめたいと思っている人の一人でも多くに、同じ景色を見てほしいと思う。

※次の記事はこちらです

アルコール依存者の禁酒日記175〜酒からの脱却〜

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さかもと

本業の傍らでシナリオも執筆するソフトウェアエンジニア。猫とギターをこよなく愛する。将来をよりよくするため、酒を断とうと試みては失敗を繰り返していたが、その失敗から学び、「酒はいらない」という境地にたどり着く。現在、酒の抜けた体で大好きな趣味を楽しみ中※過去、自身の禁酒の取組み方について日経新聞さんに紹介された実績があります

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