酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して332日目。
経験を期間だけで評価するのはいかがかと思います。
前回の記事こちらです↓
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アルコール依存者の禁酒日記171〜酒からの脱却〜
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禁酒日記172
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒332日目。
先日、職場の人が今のプロジェクトに人員がほしいらしく上の人に相談していて
「う~ん。。。1年ではちょっと経験が少ないですねぇ。せめてこの開発を3年はやってる人がほしいですねぇ」
みたいなことを言っていたのだが、僕は常々、経験を期間で一律評価するのはどうかと思っている。転職の求人などでもそうなのだが、ソフトウェアエンジニアの応募は(エンジニアに限った話ではないと思うが)必須条件に
「〇〇開発3年以上」
みたいにな項目が絶対にある。プロジェクトに人を入れるのも、転職募集も即戦力がほしいので経験を問うのはわかる。しかし、経験値を期間で一律評価するのには反対だ。
例えば、言われたことしかやらずにダラダラ3年過ごした人と、自分から積極的に動き、勉強もしまくり他の人のタスクまで取る勢いで1年過ごした人とでは後者の方が即戦力として使える可能性は高いと思う。少しばかりのスキルに胡坐を組みダラダラと3年過ごした人(実際にたくさんいるように思う)は3年前と比較して成長していないことがほとんどだ。
自分がソフトウェアエンジニアなので技術よりの話になってしまうが、技術者であれば「どんな開発をしてきて、どういうポジションで、どんな動きをしてきたか」を話せばだいたいその人のスキルがわかる。そして、保有しているスキルと年齢を照らし合わせればその人がどんな人なのかもおぼろげにわかるはずだ。例えば、30代も後半にさしかかろうという人が20代のころから大したスキルの上積みもなくマネジメント経験も乏しいようであれば、ダラダラ過ごしてきたと判断できる。
しかし、経験を期間だけで判断してしまうとそういった情報がとれないので、その分野の経験が1年であっても優秀な人を逃してしまったり、逆にその分野の経験が10年のハズレを引いたりする。二日酔いでろくに仕事をしなかった日もちゃんと経験した期間としてカウントされているのだ。(これに関しては自分もそうだが。。。)
なので、プロジェクトにアサインするにしても転職の場合でも、少しでも可能性があるかもしれないと感じたら面談の機会を持つべきだと僕は思う。期間だけで機械的に判断してはじくのは確かに効率的かもしれないが、大当たりまではじいていることがあると僕は思う。
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アルコール依存者の禁酒日記173〜酒からの脱却〜
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