酒との戦いの記録を残すため『禁酒日記』を書いている、『禁酒ブロガーさかもと』と申します。
禁酒を再開して309日目。
飲まない日をつみかさねが大事です。
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アルコール依存者の禁酒日記153〜酒からの脱却〜
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禁酒日記154
2020年11月21日に禁酒を再開し、禁酒309日目。
今、「お酒を飲みますか?」と聞かれたら「いや、酒は飲みません」と同等と答えることができる。しかし、禁酒に失敗していたころは、「今、酒をやめてるんです」と答えていた。今思うと、「今、酒をやめてるんです」と答えるマインドに失敗の原因があったと思う。
以前読んだ『複利で伸びるひとつの習慣』にも書かれていたのだが(例はタバコだったかもしれない)、「今、酒をやめているんです」という言葉の裏には「自分は酒を飲む人だ」という認識がある。自分のことを「酒を飲む人」と思っている限り、酒をやめることはできないと思う。これに対し、「いや、酒を飲みません」というのは「自分は酒を飲まない人」と信じている発言だ。これは大きく違う。
禁酒に限らず、ダイエットにしても、「こうなりたいなぁ」と結果だけを求めて行動してしまうと失敗するようだ。「お酒をやめたいなぁ」、「やせたいなぁ」と思っているだけではそうはならない。自身のセルフイメージと矛盾する行動は長続きしない。大事なのは結果でなく、自分がどういう人でありたいかということ。つまり、セルフイメージを変えること。
根っこの部分で「自分は酒が好きで、酒を飲む人だ」と思っているから禁酒がしんどくなる。そして過去の自分はそうだったと思う。今は「酒なんていらないし飲みたくない」と思えている。自身でそう思えているから、酒を飲まないのがまったく苦でなくなっている。
セルフイメージを変えるには毎日の小さな積み重ねしかないと思う。「飲まない一日」を繰り返すことで自分を「飲まない人だ」と信じこませることができる。大酒飲みがある日突然「おれは酒を飲まない人だ!」とセルフイメージを変えようとしても、それは無理だ。一日一日、積み重ねる。それしかないと思う。
今日で積み重ねて309日。まだまだ積み重ねていこうと思う。
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アルコール依存者の禁酒日記155〜酒からの脱却〜
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